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低身長に似合う振袖の選び方のコツは?低身長をカバーしよう
「低身長なので華やかな柄は振袖に負けてしまいそう」など、振袖選びについて不安がある方も多いのではないでしょうか。着物は日本古来のもので、小柄な日本人に似合う作りとなっています。現在でも柄の配置や色使いなど変わらず作られている振袖も少なくありません。低身長をカバーし、バランスよく振袖を着るためには、柄や色の選び方が大切です。
ここでは、低身長の方が振袖を選ぶときのコツをご紹介します。
低身長さんには小さめの柄かストライプ柄がおすすめ
低身長さんは縦のラインを強調すると、背が高くすっきりと見えます。大きく描かれた柄は途中で途切れることになり、低身長を目立たせてしまうでしょう。そのため低身長さんには小花柄など柄が小さく描かれている振袖がおすすめです。上から下へ流れるように描かれている柄、例えばしだれ桜、流水をモチーフにした柄などが似合います。大きめの柄を着たいときは余白が多いものや地色が淡い色、地色と柄が同じトーンで描かれている振袖を着てみるのがおすすめです。
また、低身長さんの場合、ストライプの柄で縦を強調すると背を高く見せられて効果的です。古典的な文様の立涌のモチーフや熨斗柄、束ね熨斗などが縦に描かれている振袖も良いでしょう。ただし、熨斗柄などでも大きく描かれている柄は逆効果になるため、注意が必要です。視線が上に上がるような柄を選ぶ縦の柄を選ぶと低身長が気になりません。
淡い色合いの振袖を選ぶ
小柄な方には膨張効果のある淡い色合いの振袖で大きく見せると良いでしょう。パステルカラーは可憐な雰囲気を持つ小柄な方にぴったりです。流行りのくすみカラーの優しい色合いも低身長さんにはよく似合います。小さめの柄を同系色で描いている柔らかい雰囲気の振袖を着こなせるのは小柄だからこそです。
優しい色合いの可憐な小花柄はキュートな低身長さんの魅力をさらに引き立ててくれるでしょう。総絞りは染まっていない白の部分が目立ち、色が淡く見えるためよく似合います。赤や黒などはっきりした濃い色を着たい方は総絞りを選ぶのがおすすめです。
淡い色合いの振袖には濃い色の帯を合わせる
淡い色の振袖に合わせる帯は、ぜひ同系色の濃淡でコーディネートしてみてください。補色でメリハリをつけすぎると縦のラインが途切れてしまいます。同系色の濃い色で引き締めるとバランスよく見えます。重ね衿や帯締めなど見える色が少ない部分に濃い目の差し色を入れるときれいにまとまります。差し色は振袖の柄の中に少量使われている濃い色や補色を使うと良いでしょう。
帯揚げに差し色を使う場合は花結びやリボン結びなどのアレンジ結びにすると華やかになります。視線が上に集まるためすらりとしたスタイルに見えて低身長が気になりません。帯はやや高めの位置で締めると視線が上がるため背が高く見えて効果的です。高めの位置で締めることで帯から下の柄がよく見え足長効果も狙えます。ただし、あまり高い位置にしすぎると幼く見えるため注意しなければなりません。
今回のまとめ
低身長さんの場合、選び方のコツをつかむことでバランスよく着られる振袖が見つかります。小さめの柄や流れるように描かれている柄、縦のラインを強調したデザインはぴったりです。また、パステルカラーやくすみカラーを選ぶとキュートな雰囲気で着られます。帯の選び方や帯揚げなど小物のコーディネートを工夫すると、バランスの良い振袖姿になるでしょう。選び方のコツをつかんで似合う振袖を手に入れてください。
【参考URL】
https://www.studio-alice.co.jp/seijin/furiho/short-stature/