お知らせ
振袖はやっぱり高い?振袖をフルセットで購入した時の相場
振袖はやっぱり高い?振袖をフルセットで購入した時の相場
ほとんどの方が人生で本格的に着物に触れる機会として大きなものは「成人式の振袖」。
呉服に詳しい方でなければ、いくらぐらい必要になるのか、
なかなかわかりにくい部分かと思います。
振袖の価格は、きものに本格的に触れるにあたって、お嬢様もお母様もご不安を抱かれる部分ですよね。「きものは高級品」というイメージはなんとなくあるけど、実際のところ、振袖っていくらぐらいするの?めちゃくちゃ高い?いくらぐらい準備をしておくのが理想的?今回はそんな疑問にお答えします!「振袖の相場」と、
振袖の価格によって多く見られる特徴、
「振袖プランはどう選ぶべきか」についてご紹介いたします!
【目次】
1. バブルの時期と比較すると振袖の相場は低くなっている
2. 近年の振袖購入の相場はフルセットで30~50万円程度
3. 帯や小物にこだわるとさらに高額になる
4.今回のまとめ
1.バブルの時期と比較すると振袖の相場は低くなっている
1980・1990年代の振袖は、時代がバブル期だったこともあり、100万円前後で当たり前、数百万円のものでも飛ぶように売れていたと言われています。「振袖がめちゃくちゃ高い」ものだったのはこの時代。近年の振袖購入の価格は、フルセットでもほとんどが30~50万円程度と言われています。また、振袖レンタルであれば、フルセットで10~30万円前後。中には80万や100万近くのお振袖などもありますが、従来ほど多くないので、レンタル・購入ともに価格帯としては「10~50万円前後」といえます。ここでお気づきの方もいらっしゃるかと思います。「30万ぐらいで振袖をレンタルすることもあれば、同じ30万ぐらいで振袖を購入できることもある」大きな要因としては、着物やコーディネートによって料金が大きく変わってくるためです。
2.近年の振袖購入の相場はフルセットで30~50万円程度
振袖購入の相場はフルセットでもほとんどが30~50万円程度と言われています。大きな要因としては、着物やコーディネートによって料金が大きく変わってくるためです。従来は職人さんが手書きで柄を付けたもの、手染めのものなども多かったですが、今は比較的安価なインクジェットでの柄付けが主流になっています。刺繍や、絞り、金箔の有無によっても大きくお値段が変わります。特に、全体に絞りが施された「総絞り」のお振袖だと数百万円にのぼるものも。デザイナーの違い、新作かどうか有名デザイナーが手掛けたものなどは高級なものが多く、特に「作家もの」と呼ばれる振袖は百万円クラスになります。また、最新カタログなどに載っているものは価格帯が高くなる一方、少し前の振袖などは値段が低くなることもあります。
3.帯や小物にこだわるとさらに高額になる
帯には流行の無い古典柄もありますが、今流行のくすみカラーや色は無地感で織り方にこだわった帯やレース素材を使用した帯などもあります。鶴や御所車などと牡丹の花を大胆にあしらった古典柄も人気がありますが、今が旬の流行の帯を合わせたり、小物も最新の物を選ばれたりすると、ほとんどがオプションとなることが多いので、帯と小物の両方に差額が発生してしまい、結果高額になってしまうということがあります。しかし、公開の内容に美しくキレイに帯や小物を合わせることで晴れの日が、思い出に残る最高の1日になるでしょう。
4.今回のまとめ
振袖をフルセットで購入した場合、高額になってしまう場合もあるが、昔ほどではないので、成人式という節目に切る振袖は、お嬢様の幸せを願う気持ちを込めて、お父様やお母様もお嬢様と一緒に色や柄、帯や小物を選ばれてはいかがでしょうか。ご家族で選ばれた振袖で成人式や前撮りなどにのぞまれれば、より一層思い出に残ることでしょう。
【参考URL】
https://www.wafukan-ichi.jp/ichi-furisode/column/furisode-market-price/
https://www.firststage.co.jp/blog/furisode/yokkaichi/detail.php?id=110036