お知らせ
黒の振袖を上手にコーディネートするために意識すべきポイント
黒の振袖を上手にコーディネートするために意識すべきポイント
黒の引き振袖はかつて花嫁衣装として主流でした。「誰の色にも染まらない」という意味を持つ黒引き振袖の人気復活に伴い、黒の振袖も注目されています。黒の振袖は大人っぽくてコーディネートが難しそうと感じる方もいらっしゃるかもしれません。実は、黒の振袖はコーディネートしだいでさまざまな着こなしが楽しめます。ここでは、黒の振袖を着たい方にぴったりのコーディネート術をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
【目次】
1.黒の振袖ほどコーディネートが肝心
2.黒い振袖のアクセントになる赤い小物
3.黒の振袖は体型を問わない
4.今回のまとめ
★黒の振袖ほどコーディネートが肝心
黒の振袖はコーディネートしだいで大人っぽくも可愛らしくも着られます。どんなタイプで着たいかを考えてコーディネートすることが肝心です。 打掛や引き振袖にあるような正統派の古典柄には、金糸や銀糸をふんだんに使った帯を合わせましょう。古典的な柄で黒の総絞りの振袖は、やわらかい女性らしさの中に凛とした強さが感じられます。帯などの小物に赤やゴールドなどの華やかな色を合わせると引き締まります。モード系の黒い振袖には柄に合わせて帯の色や小物を選ぶのがおすすめです。シンプルに着こなし大ぶりの髪飾りを合わせてクールでモダンな印象に仕上げます。
レトロな大正浪漫風も黒の振袖でカッコよく着こなせます。レースの小物を合わせてガーリーな着こなしも素敵です。ピンクやイエローなど明るい色を柄にたっぷり使った黒の振袖は、キュートな印象です。帯締めや帯揚げにも明るい色を使って可愛らしさを強調しましょう。帯揚げの飾り結びがよく映えます。黒の無地の振袖は帯や小物を華やかな色でそろえましょう。帯や帯揚げの結び方に個性を出すと誰ともかぶらない着こなしができます。華やかな色や柄の帯を合わせても派手になりすぎずおしゃれです。
★黒い振袖のアクセントになる赤い小物
黒い振袖と相性がいいのは断然赤です。アクセントになるように赤い小物を合わせましょう。黒地に赤い柄の振袖には帯締めや帯揚げなどに赤を効かせるとスマートな着こなしができます。黒地に白やグレー、シルバーの柄にも赤い小物は似合います。柄に赤が多く使われている帯を合わせて華やかさを出しても素敵です。モノトーンのコーディネートに、帯締めや重ね衿に差し色として赤を入れても良いでしょう。黒の無地の振袖には赤い小物がいいアクセントになります。赤が少ないと大人っぽく、赤を多く使うと女性らしさが際立ちます。
★黒の振袖は体型を問わない
黒の振袖が優秀なところは体型や肌の色を問わず、どんな方も綺麗に着られる点です。身長が高い方はもちろん、身長が低い方でも黒の振袖を素敵に着こなせるでしょう。身長が低い方には、柄が上から下へ流れるように描かれている振袖が似合います。黒の振袖を着てみたいけど似合うか不安に感じるという方は、黒の分量が少ない柄を選ぶのがおすすめです。また、衿周りに柄が多く描かれていると、黒を着慣れていない方でも気後れせずに着られます。半衿や重ね衿に明るい色を合わせて顔周りを華やかにしてみてください。
★今回のまとめ
黒の振袖はどんな色とでも相性が良く、コーディネートしやすいのがメリットです。赤などはっきりした色をアクセントにして大人っぽく、濃いピンクを合わせてキュートなコーディネートが楽しめます。身長など体型にも左右されず、どんな方も綺麗に見せてくれるのが黒の振袖です。好きな柄や好きな色の小物を合わせて、黒の振袖に挑戦してみてはいかがでしょうか。
【参考URL】